「キスしようじゃないか。光くん」
「えっ」
立ち上がった西川が光くんを抱き寄せようとすると、光くんは反射的に拒みます。
「どうしていやがるんだい」
「だ、だって」
光くんはいやいやをするように首を振ります。
「初めてなんです」
「キスをするのが初めてなのかい。こりゃ驚いた」
西川はわざとらしく目を丸くします。
「光くんは女の子と付き合ったこともないのかい」
「あります……けど……」
「そこまでの関係にはならなかったって訳だ。ということはこれが光くんにとってのファーストキッスって訳だね」
「あっ」
西川は強引に光くんの唇を奪います。光くんは抵抗しようとしますが、身体の力が西川に座れている唇から抜けていくようで、やがて自らの舌を西川の舌に絡ませるようになります。
女装子光くん(17)


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